まずはじめに

⑴築年数は?〔建築年月日は? H7震災の前?後?〕
⑵お住まいの人数〔広さと家族構成(現在と将来)を考える〕
⑶建物を知る〔建築確認・図面は? 傷み具合は?〕
リフォームとは〔建物を新築時の状態にもどすこと。維持補修・劣化の復元改修工事〕
リノベーションとは〔新築時以上の付加価値・グレードUP間取り変更など〕
⑹以上を踏まえて専門家のホームインスペクションなどで建物の状態を“診断”することをオススメします。

初期検討 その1〔築30年程度経過〕

お住まいになられる家族構成から、あと何年住み続けるか、お子様の独立・ご予算を踏まえて検討します。

まだ住み続けるなら、①構造の強さ向上 ②快適性・省エネUP
③家事のしやすさ・収納力UP の順番でご予算を考慮しながら考えます。
平成7年の震災前後の築年数なら、耐震補強をメインに考えてはいかがでしょうか。耐震診断・補強工事それぞれに行政の補助金が該当するか、まずは調べてみましょう。

初期検討 その2〔築15年程度経過〕

築15年~20年で最初の大規模改修を検討される場合、新築当時の建築基準法から見て、耐震性能はおおむねクリアしていると考えられます。狙い目は快適性・省エネ性能です。

お住いの現在の仕様を把握し、屋根外壁材の塗装であれば、遮熱塗料の検討、屋根裏断熱材の吹付断熱、ペアサッシ・内窓の採用で、居室の気密断熱性能UPなどで、ヒートショックを防ぎ快適化を検討しましょう。

初期検討 その3〔ややこしいこと考えず目先優先〕

その1・その2の内容よりも家事・収納力UPを重視する場合、水回り設備の更新や、和室→洋室、造作棚やクローゼットを工夫し収納力をUPします。

・水回り設備〔ショールーム等で実物体感+複数メーカー見積〕
・間取り変更〔図面等で構造を考慮(柱・梁)しながらDK→LDK、和室の洋室化などを検討〕
・内装材〔床材・壁面クロスの新調、アクセントでタイル貼などをコーディネイト〕

以上をご参考に、イメージを膨らませてから見積もりを依頼するようにすれば、闇雲に金額が大きくならずに済みます。
とはいっても、先立つものは¥¥¥¥となりますよね。これはご自宅であっても賃貸住宅の空室リフォームであっても同様です。資金繰りの検討も忘れてはいけません。リフォームローンの検討も視野に入れ、現在建物本体のローンが残っているならば、借り換え・期間延長・金利交渉などでリフォームローン分の返済額UPを極力圧縮する努力も惜しまず頑張りましょう!

株式会社リビルドホームでは、建物診断・ご検討・コーディネイト・ショールーム同行・お見積り・資金繰り相談まで、一切をワンストップでご相談に応じます。ご家族の「もやもや」の解決に尽力いたしますので、是非ご用命ください。